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自毛植毛後に後頭部の髪の毛は生えてくる?生えない場合の対処方法

こんにちは、親和クリニック福岡院です。
自毛植毛とは、薄毛が気になる部分に自分の健康な髪の毛を毛根ごと移植する薄毛治療です。
副作用がなく、一度髪の毛が定着すれば半永久的に髪の毛が生え続けることから当クリニックでも希望される患者様が多い一方で、

「毛根を採取した後頭部から髪の毛が生えてこなかったらどうしよう」
「後頭部がスカスカになるのではないか」

といった不安の声もよく寄せられます。

そこで今日は、自毛植毛手術後に毛髪を採取した後頭部に髪の毛は生えてくるのか、また、生えない場合どう対処したらいいかという2点について解説いたします。

自毛植毛後の後頭部はどんな状態?手術手法の違いで解説

自毛植毛を行うと移植した部分の髪の毛の薄毛問題が解決する一方で、採取した側の後頭部に髪の毛がもう生えてこないのではないかと不安に駆られる方も多いようです。

そこでここでは手術後の後頭部はどのような状態になるのか、自毛植毛の手術法であるFUT法、FUE法それぞれについて解説していきます。

FUT法のケース

FUT法とは、後頭部などの健康な毛髪を毛根ごとメスで切開し移植する自毛植毛手術です。
FUT法には生着率が高く自然な仕上がりになるというメリットがある一方、毛髪を採取した後頭部は切開部分を縫い合わせるため手術後は一直線の傷痕ができます。

また、手術後は保護のため数日間は包帯を巻く必要があり、手術の痕も比較的大きくなるため術後は痛みが出やすいようです。

FUE法のケース

FUE法はメスによる切開は行わず、専用の極細パンチブレードでドナーをくり抜いて移植毛を採取し移植する自毛植毛手術です。
パンチブレードでドナーをくり抜いたことによる採取痕として、後頭部全体に米粒みたいな小さな傷痕が残ります。

FUE法はFUT法と違い体への負担が少ないため、日帰り手術が可能でダウンタイム期間が短いのがメリット。
また、傷痕の一つ一つが小さいため、術後は痛みは少なく手術後包帯を付ける必要はありません。
ただし、手術前に後頭部の髪の毛を刈り上げるのが一般的なため、術後はウィッグやヘアシートがないと自毛植毛したことが周囲にばれてしまうというデメリットがあります。

自毛植毛後、後頭部の髪の毛は生える?

自毛植毛で毛根を採取した箇所からはしばらく髪の毛が生えてこないので、不安に思う方も多いのではないかと思います。
でも安心してください!およそ3~5ヶ月ほど経過すると、徐々に新しい髪の毛が生えてくるようになります。

また、後頭部からドナーを採取するため、後頭部の髪の毛がスカスカになるのではと不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、こちらも問題ありません。
手術時に医師が後頭部の髪の毛を取り過ぎないよう調整しながら採取するため、後頭部の髪の毛問題になるくらい薄くなることはそうそうないでしょう。

後頭部の髪の毛が生えてこないケースはある?

基本的に手術後から3~5ヶ月経過すれば後頭部に髪の毛が生えてくるようになりますが、実は髪の毛が生えてこないケースも0ではありません。

その理由は、手術時に生じる傷痕にあります。
傷痕により皮膚構造が変化し、これが毛髪の成長を妨げてしまうからです。

ただしFUT法で大きな傷痕ができた場合でも、縫い合わせ方を工夫することによって毛髪を成長させることは可能です。
とはいえ手術後の状態は医師の技術によりけりであるため、経験が豊富で技術力の高い医師を選ぶことが重要です。

親和クリニックのNC-MIRAI法なら後頭部を刈り上げずに植毛できる

親和クリニックでは自毛植毛の方法として、2つの手術方法から選択することができます。
一つはFUE法の一つでありオリジナルのマイクロパンチブレードでドナーを採取して移植するMIRAI法
もう一つはNC-MIRAI法です。

もし後頭部の髪の毛が心配なら、後者のNC-MIRAI法がおすすめ。
NC-MIRAI法はMIRAI法をさらにレベルアップさせた手術方法で、手術時の後頭部の刈り上げをしなくても手術が可能だからです。
そのため手術を受けたことが周囲にバレにくく、後頭部の髪の毛が生え揃うまでヘアシートやウィッグを装着する必要もなくなるのがメリット。

親和クリニック福岡院では無料カウンセリングを実施しておりますので
「今現在薄毛の悩みがあり自毛植毛手術に興味があるが、術後の後頭部の髪の毛が不安」
という方は、ぜひご予約の上当院へお越しください。