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梅雨は抜け毛の増加に要注意!原因と対策方法をご紹介

こんにちは、親和クリニック福岡医院です。

今年は全国的に早めに梅雨入りするだろうと、言われていますよね。
九州では、おそらく来週末くらいに梅雨入りだろうと言われています。

ところで、梅雨の時期は髪の毛が湿気で膨張したり、逆にペタンと張り付いたりと、髪の毛にとって扱いにくい時期。
そして梅雨は、抜け毛が増える時期ともいわれています。

そこで今日は、梅雨に抜け毛が増える原因や抜けないための対策方法をご紹介します。

梅雨の時期は1日どのくらいの髪の毛が抜けるのか

通常、1日に抜ける髪の毛の平均は50本から100本程度と言われています。

それでも多く感じてしまいますが、梅雨の時期はさらに多く、通常時の約2倍の1日100~200本程度抜けるそうです。

もちろん、同じ場所からたくさん脱毛するのではなく均等に抜けることが多いので、抜け毛には気づきにくいのですが、この抜けやすい時期に対策をとらないと将来季節に関係なく脱毛しやすい髪質になる危険があるので、注意しましょう。

梅雨に抜け毛が増える原因は?

では、なぜ梅雨になると抜け毛が増えるのでしょうか。
抜け毛が増える原因についてお話します。

頭皮環境の悪化

しとしとと降る雨と、じめじめとした暑さ。
梅雨の時期は湿気が多く蒸し暑い高温多湿の気候のため、汗をかきやすくなります。

体や額の汗ならタオルで拭うことができますが、頭皮にかいた汗はなかなかふくことができませんよね。
そのため、頭皮に残ってしまった汗が蓄積し、皮脂や毛穴の詰まりを起こすことも。
そうすると、頭皮に菌が発生し頭皮の炎症につながる恐れがあります。

このように、高温多湿の梅雨時は頭皮環境の悪化が原因で抜け毛が増えるケースがありますので注意しましょう。

雨で菌が繁殖

梅雨の時期は雨が1日中降っていることも多く、外出時に髪の毛や頭皮が濡れることもよくあると思います。

皆さんは雨で濡れた髪の毛を乾かさずにいたら、髪の毛がかゆくなったことはありませんか?
濡れた髪の毛をそのまま放置すると菌が繁殖し、頭皮の炎症にもつながる可能性も。
炎症が起きると頭皮が傷つくため、抜け毛が起きやすくなるのです。

スタイリング剤のつけすぎ

湿気が多い梅雨の時期は髪の毛がまとまりにくいため、ヘアワックスやスプレーといったスタイリング剤をフル活用しながら髪をセットする人を多く見かけます。

しかしながらスタイリング剤は、髪を整える代わりに髪の毛にゴミや汚れが付きやすくなるというデメリットも。

そのためシャンプーをおこなう際、スタイリング剤の洗い残しがあると頭皮に詰まり脱毛の原因となるので要注意です。

紫外線

梅雨を含む5月中旬から9月中旬あたりまでは、1年のうちで紫外線が最も強い時期。

人間の頭皮は紫外線を受けると皮脂が酸化し、毛根萎縮が起こるため髪の毛が順調に成長しなくなります。
そうすると毛髪サイクルが乱れ、髪の毛が十分成長する前に抜けてしまうため、徐々に薄毛が進行する恐れがあります。

自律神経の乱れ

梅雨の時期は、気温の変動が起きやすい時期。
このような季節の変わり目は、自律神経が乱れやすくなります。

自律神経の乱れは頭皮の血流の悪化を招くので、頭皮に髪の成長に必要な栄養や酸素が十分供給されず、抜け毛の量が増えてしまうようです。

梅雨時期に効果的な抜け毛対策

時期的な問題もあり、どうしても抜け毛が起きやすい時期ですが、将来の薄毛につながるリスクもあるため、1本でも多く減らしたいところ。

そこで、抜け毛防止に効果的な対策をご紹介します。

髪を濡れたまま放置しない

まずは基本ですが、髪を濡れたまま放置しないこと。

雨に濡れたりシャワー後に髪の毛をタオルやドライヤーで乾かさなかったりすると、そこから菌が繁殖し頭皮環境の悪化につながります。

外出時はタオルを忘れず携帯し、雨に濡れたらすぐタオルで拭くようにし、髪を洗った後はすぐドライヤーなどで髪を乾かすように心がけましょう。

髪や頭皮の汚れはしっかり落とす

1日の髪や頭皮の汚れは、その日のうちに落としましょう。
髪を濡らす前にしっかりブラッシングで髪の絡まりやゴミを取り除いてから、髪を洗うのが効果的です。

また、いきなりシャンプー剤をつけず、2分ほど髪の毛を予洗いしてからシャンプーするとよく泡立ち頭皮の汚れもしっかり落とすことができます。

紫外線から頭皮を守る

髪の毛や頭皮は、強い紫外線を浴びるとダメージを受けてしまいます。
外出する際は帽子や日傘で髪の毛や頭皮を守りましょう。

また、スプレータイプの日焼け止めスプレーをかけるのもおすすめです。
特に分け目の部分は紫外線が強く当たるので、しっかり日焼け対策をしましょう。

髪の毛に日焼け止めスプレーをつけるのも効果的です。

ヘアスタイリング剤は頭皮を避けてつける

皆さんはヘアスタイリング剤をつける際、頭皮にべったりとつけていませんか?
実は頭皮にヘアスタイリング剤が付着すると皮脂がつまり、頭皮トラブルの元になるので頭皮を避けて使いましょう。

たとえば、スプレータイプのヘアスタイリング剤を使用する場合、つけたい場所から15cm~20cm程離して吹きかけると頭皮に付着しにくくなります。

ヘアワックスの場合は一度手に取った後、頭皮は避け動きをつけたい場所にピンポイントにつけるようにしましょう。

頭皮ケアをきちんとおこなう

抜け毛や薄毛を防止するには、頭皮ケアも重要です。

たとえば頭皮マッサージは、頭皮の血行をUPしてくれるのに加え、リラックス効果があります。
シャンプー前におこなうと頭皮汚れを浮かせ皮脂汚れもしっかり落とせるので、一石二鳥。

※頭皮マッサージについては下記記事で紹介しています。

頭皮マッサージは薄毛改善に良い?正しい方法と頻度とは

また、シャンプーやコンディショナーは、頭皮ケア成分が配合されているものを使うのもおすすめです。

枕カバーや帽子などはこまめに洗濯する

湿気で菌が繁殖しやすい時期なので、枕カバーや帽子など、髪の毛や頭皮と直接触れるものはこまめに洗濯するようにしましょう。

また、使用する際はしっかり乾かし完全に乾燥させた状態で使用するようにしてくださいね。

梅雨時こそ抜け毛に注意!日々の生活の中にも対策を取り入れて

雨が多くじめじめとして湿度が高い梅雨時は、頭皮ダメージを受けやすく抜け毛が多くなりやすい季節。
今日お話しした抜け毛対策は、少しでも抜け毛を防いで薄毛を予防したい方におすすめですので、ぜひ実践してみてくださいね(*^^*)

もし抜け毛が増えて薄毛も気になるようになってきた場合は、抜け毛防止に加え薄毛の進行を抑えることが必要です。

親和クリニック福岡院では様々なタイプの薄毛のお悩みにも対応していますので、薄毛が気になるという方はお気軽に親和クリニック福岡院の無料カウンセリング にお越しくださいませ。