Column

自毛植毛に関するコラムをご紹介します。

「自毛植毛」の費用はどれくらいかかるのか

自毛植毛の費用は自己負担です。

費用が高額になりがちな自毛植毛に健康保険がつかえるかどうかですが、残念ながら自毛植毛の手術は保険適用外で自己負担になります。
その理由は、薄毛が健康被害を及ぼす疾患ではないため厚生労働省が定めた医療保険の適用外となり、美容整形や歯の矯正などと同じ自由診療になるからです。
自由診療とは、厚生労働省が未承認の薬や治療を使う診療のことで、保険点数がなく、公的医療保険制度が適用されない診療のことです。
これは自毛植毛に限らず、人工毛植毛でも同様で、植毛全般は保険適用外になります。

料金設定はクリニックによって異なります。

自毛植毛は自由診療なので、個人が自由に自分の意志でクリニックを選び、個人とクリニック(病院)の間で契約を結び、治療を受けることができます。
植毛を行うクリニックは、医療法や医師法に基づいていることを前提条件に、自由に価格設定をすることができます。
最新技術やマシン、機材を使い、自毛植毛の定着率やデザインに自信があれば高額設定にすることもあるでしょうし、低価格をウリにして、患者さんを集めるという戦略もあるでしょう。

株数(グラフト数)によって料金を定めている場合がほとんどです。

料金設定がクリニックによってまちまちになることは前述しましたが、各クリニックでほとんど共通しているのが、株数(グラフト数)によって料金を定めているという点です。

株数とは

料金設定の単位になっている「株数」とは何か、説明したいと思います。
自毛植毛について全く知識の無い方は、頭に生えている毛を1本1本移植するのだから、株数=1本の毛と思うかもしれません。
しかし、その考えは間違いで、実際の手術では毛根を包みこんでいる組織「毛包」ごと移植することになります。
一つの毛孔(毛穴)にはそれぞれの毛包に包まれた1~4本の毛が生えていて(日本人の場合は1~3本がほとんど)、毛包を数える場合には「株(グラフト)」という単位になります。
つまり、100株移植するとなると、100~300本の毛を薄毛部分に移植することになります。

移植株数の目安

株について理解いただけたら、次は薄毛の症状に合わせた必要な移植株数の目安について解説しましょう。
おでこの上部、生え際の浅めのM字部分の薄毛の治療には600~800株(グラフト)が必要です。
また、生え際から前頭部、そして頭頂部にかけて広範囲の薄毛の場合は、治療に必要な株数は約1500~2500株(グラフト)と言われています。
この数字はあくまで基準としている数字で、施術の種類や患者さんの状態によって必要な株数は変動します。
「目安などは気にせずとにかくフサフサになりたいから、多めの株数で移植して欲しい」という要望を受けることもありますが、自毛移植においては、採取できる株数、移植できる株数に限界があります。
毛密度を高めるように多くの株数を移植できれば、確かに薄毛感はなくなります。
しかし、毛の配置のバランスが悪くなり、仕上がりのヘアデザインが不自然になったり、過剰な密度で無理に移植をすると各毛包に十分な栄養が行き渡らず、毛髪の生着率(定着率)が下がる可能性が高まります。
複数のクリニックで相談してみて、不自然に多くの株数を移植することをおすすめしてくるクリニックは、高額の治療費が目当てかもしれません。

自毛植毛の費用は術式によっても異なってきます。

自毛植毛には複数の術式が存在しています、そして各術式は基本料金などが異なります。

FUT法(ストリップ法)

FUT法は、メスで後頭部の頭皮を帯状に薄く切り取り、切り取った頭皮から植え込み用のフォリキュラー株に株分けし、それを移植先に植えていきます。
また、まとめて大量に植えられないので広範囲に植毛することが難しく、毛髪の密度が低くなりがちです。
メリットは手術費用が比較的安価な点で、デメリットは一度に採取できる株数が少ないこと、株分けの段階で株を損傷すると生着率が下がること、後頭部の傷跡が生涯にわたり目立ちやすいという点です。
費用は、500株の移植で約50万円です。

FUE法(ダイレクト法)

FUT法がメスで切るのに対し、FUE法は後頭部などから毛根を周囲の皮膚ごとパンチでくり抜いて採取して、植え込む手法です。
切らないことによる利点が大きく、現在の自毛植毛手術の主流になっています。
メリットは術後の痛みが少なく傷が残りにくい、クリニックによっては一度に移植できる株数がFUTよりも多い、皮膚を切り取らないので複数回の手術でも大きく傷が残ることがない、太くてしっかりしている毛根、複数の毛根を含む株を選択的に採取できるなど多岐にわたります。デメリットはFUTに比べて治療費が少々割高になるくらいです。
費用は、500株の移植で約60万円です。

CHOI法(ニードル法)

植毛針を使って、穴開け(採取)と植え込みを同時に行うのがCHOI法です。
人の手で1本ずつ採取して植え込むので、髪の毛の角度や方向などをデザインしやすく、植毛だとバレやすい生え際などに適している手法です。
ただし、手間がかかるため費用は高額になりやすく、500株の移植で約80万円です。

ロボットによる植毛

採取を全自動ロボットが行う植毛術も近年では登場しています。
熟練した医師の存在がなくても植毛治療を提供してもらえる点がメリットと言えるかもしれません。
またロボットなので疲労することがなく、医師の負担軽減には一役買っているとも言えるでしょう。
実際の手術に関しては熟練した植毛専門医の採取技術における手首の返しや繊細の指の動きが再現できず、ロボットアームによる直線的な動きで毛根採取することになる為、 株の採取に使うパンチは人の手で行うFUEの倍ほどの太さになります。
そのため患者さんの採取部にのこる傷跡は比較的大きくなり、採取した株の余分な皮膚を削ぎ落とすトリミングが必要になります。
採取にかかる時間も1時間に500株程度と、一般的な人の手によるFUE手術の半分ほどとなります。
とにかく費用を抑えたい人にはお勧めできる手術かもしれません。
費用は500株の移植で約50万円です。

スマートグラフト自毛植毛

パンチで採取したグラフトをすぐに冷却し、新鮮な状態のままで植え込むので、これまでの植毛法よりも生着率が高いとされています。
ただし、日本に上陸して日が浅い最新技術なので医師の経験値は低めです。
いくら手法自体が優れていても、それを使いこなす医師がいないクリニックだと失敗の可能性があるので、どれだけ手術数をこなしているかなどの確認は必須です。
費用は高額で500株の移植で約80万円です。

親和クリニックの自毛植毛の費用について

自毛植毛にはさまざまな手法があり、それぞれの費用について紹介してきましたが、ここでは当院で行っている施術の内容と、その費用について解説していきます。

MIRAI法

メスで皮膚を大きく切らないという利点が大きいFUE法を、親和クリニック独自の研究で進化させたのが「MIRAI法」です。
独自開発したオリジナルの器具として、国内最小径の0.63-0.65mmサイズのマイクロパンチブレードを使い、植毛時の傷と痛みは最小限に抑え、それでいて高密度で自然な毛流れをデザインできます。
費用は基本治療費が20万円、単価は1株900円で500株の移植の場合は総額約65万円(20万円+45万円)です。

NC-MIRAI法

MIRAI法の進化バージョンが「NC-MIRAI法」で、採取部の髪の毛を刈り上げずにグラフトを採取するので髪型を変えずに手術を完了することができ手術したことがバレにくい手法です。
刈り上げない状態でドナーとなる髪を1本1本見極め、ハサミで切りながら採取を行うので、手間と技術を要しますが、医師の技術のレベルアップと施術に工夫を凝らし、一度に3000グラフト以上の移植も可能となっています。
費用は基本治療費が30万円、単価は1株2000円で500株の移植の場合は総額約130万円(30万円+100万円)です。

United MIRAI法

MIRAI法とNC-MIRAI法を組み合わせた新技術が「United MIRAI法」です。
グラフトを採取する際に、患者さんご自身の髪の毛で隠せる範囲は髪の毛を短くしてMIRAI法で採取し、残りの部分はNC-MIRAI法で採取して傷跡が目立たないようにします。
患者さんの毛髪の状態に応じて組み合わせを変えたり、予算に応じて対応ができるので、いわばオーダーメイド自毛植毛と言えます。
費用は基本治療費が25万円、単価は組み合わせによって変動します。

ローンやクレジット払いができるクリニックが多いです。

自毛植毛の支払い、決済のスタイルはどのような形になっているのでしょうか。
基本的に数十万円を超える支払いなので、ローンやクレジット払いに対応しているクリニックがほとんどです。

ローン払いの場合

ローン払いを希望される場合、自毛植毛手術では「医療ローン(メディカルローン)」が利用できます。
医療機関と提携している信販会社から融資を受ける形が多く、審査を通過すれば、頭金プラス○回払いというローンを組むことができます。
ローンの場合は、当該のクリニックがどういったメディカルローンを使っているか要チェックです。
当院では、利率の低い優良メディカルローンを用意しています。
例えば、治療費が100万円の場合、100万円プラス消費税で総支払額は110万円です。
月利0.36%アドオン方式なら、頭金10万円(現金またはクレジット払い)、ローンは60回払いにすれば、月々の支払いは2万円ちょっととなり、無理せず支払うことができます。

クレジット払いなど

クレジットカードはどのカードに対応しているかが大事です。
また、近年大成長を遂げている決済アプリに対応している場合もあります。
当院では、VISA、MasterCard、JCB、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレス、J-Debit(ジェイデビット)、UnionPay(銀聯)、アリペイ(支付宝)、PayPay(50万円まで)に対応しています。

自毛植毛の費用を抑えるポイントをご紹介します。

支払い方法以外にも、費用を抑える方法がいくつかあります。
治療を始めるタイミングや部位、生活習慣の見直しなど、複数のコツをお伝えします。

早い段階で治療をはじめる

薄毛治療は、薄毛が気になり始めたその時に薄毛治療専門のクリニックを受診してください。
薄毛が進行する前に治療をすることで移植部位の広さを限定することができ、植える株数を抑えられるので費用も低額にできます。

施術範囲・部位を考える

薄毛部分にとにかく多くの株数を植え込みたいとお考えの方は多いですが、それだとバランスやヘアデザインの仕上がりが悪くなったりします。
施術範囲や部位を限定的にして、上手に薄毛を隠すという施術も可能です。
その方針、やり方などはクリニックの医師やカウンセラーとじっくり話し合ってください。
当院では、利率の低い優良メディカルローンを用意しています。

予算を決めて相談する

始めから100万円なら100万円ときっちり予算を決めて相談するのも大事です。
金額の目安を決めていかないと、おすすめされるがままに株数を増やしてしまったり、必ずしも必要ではない術式やサービスにより高額な請求をされてしまったりというケースがあります。
ご自身の薄毛部分をしっかりと把握し、必要な株数はどれぐらいなのか、それなら予算はどれぐらいになるはずだと、予算の目安を立てましょう。
実際には、専門医ではない患者さんの見立ては的外れになってしまうことも多いですが、それでも、ご自身のなかに一本筋の入った見解があるとないとでは、相談の質も変わってくるので、事前の情報収集と予算決めは大切です。

生活習慣を見直す

明確に原因であると医学的に特定されているわけではありませんが、いくつかの生活習慣は、薄毛の原因になっている可能性が高いと指摘されています。
それは、「睡眠不足」「偏った食生活」「ストレス」「アルコールの過剰摂取」「喫煙」「運動不足」「間違った洗髪」などで、これらを適切なレベルに保つことで、薄毛の進行を止められる可能性があります。

モニター募集やお試しプランを利用する

各クリニックでは、治療費が安くなるモニターやお試しプランが利用できることがあります。
特に親和クリニックでは、4つのモニタープランを募集しており、顔写真掲載の有無などの条件によって異なりますが、10~50%オフにすることができます。
また、1000株以上の自毛植毛手術をご予約の方に限り、日本全国を対象に、宿泊費・交通費の補助も行っているので、ぜひご活用ください。