薄毛治療は保険適用できる？費用を抑える方法もわかりやすく解説！

こんにちは、親和クリニック福岡院です。
薄毛治療に興味がある方なら「この治療、保険は使えるのかな？」と考えたことがあるのではないでしょうか。

治療費は気になるポイントですよね。
この記事では、薄毛治療で保険が使えるケースや、治療費を抑えるコツについてわかりやすく解説します。

保険適用の有無をしっかり理解して、最適な治療方法を選びましょう！

薄毛治療に保険は使えるの？

薄毛治療で保険が使えるかどうかは、治療内容によって大きく異なります。
ここでは、保険適用の条件と、適用されない場合について見ていきましょう。

薄毛治療は基本的に保険適用外

結論から言うと、薄毛治療はほとんどの場合保険適用外で、自由診療に分類されます。

なぜなら、保険が適用されるのは、治療しないと命にかかわる危険がある病気や健康上の重大な影響がある症状に限られるからです。

もちろん、髪が抜けることで精神的なストレスから体調を崩す危険もありますが、残念ながら命に直接かかわるものではないので保険適用が認められません。

AGAによる薄毛治療は医療費控除も対象外

医療費は確定申告で申請すると、1年間で合計10万円を超えた場合、一定金額を所得から控除することができます。

しかし残念ながらこの医療費控除もAGAによる薄毛治療は、基本的に医療費控除も対象外。
なぜなら、AGAによる薄毛治療は健康保険の適用外だからです。

国税庁の「容姿を美化し、又は容ぼうを変えるなどのための費用は、医療費に該当しないことに留意する」に該当しているので、医療費として控除することができません。

薄毛治療が保険適用されるのはどんなケース？

AGAをはじめとした薄毛治療は、一部を除きほとんどのケースで保険適用ができないのは、先にお話しした通りです。

でも実は、一部の薄毛治療では保険適用が認められるケースも！
具体的には、以下の症状がある場合薄毛治療の一部が保険適用となります。

• 円形脱毛症
• 脂漏性脱毛症
• 接触性皮膚炎

それぞれの症状について詳しく見ていきましょう

円形脱毛症

円形脱毛症は、髪の毛の一部が一気にごっそり抜けてしまう脱毛症の一種。
急激に症状が進むので、気づいた時には円形や楕円形のコイン大の脱毛班ができていることが多いのが特徴です。

円形脱毛症による脱毛は自己免疫疾患と診断されるため、保険適用となります。

円形脱毛症はステロイド外用薬やステロイド局注療法など、ステロイドによって炎症や免疫機能を抑える治療法が主流。
また、発毛効果がありAGA治療にもよく用いられるミノキシジル外用薬が治療に使われることもあります。

ミノキシジル外用薬といえば、発毛効果がある薄毛治療で非常にポピュラーな治療薬の一つです。
通常のAGA治療では当然健康保険の適用外ですが、円形脱毛症が理由の場合は保険適用となるんですよ。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症とは、頭皮の皮脂が過剰に分泌されて起こる炎症が原因で脱毛が進む症状です。
頭皮が皮脂でべたついたり、脂っぽいフケが出ることによりそれが原因で頭皮にマラセチアなどの菌が繁殖、菌の繁殖により起きた炎症で頭皮ダメージが蓄積され脱毛が起こります。

脂漏性脱毛症では、脱毛の原因となる炎症を抑える治療が健康保険適用の対象です。

脂漏性脱毛症の治療は、ステロイド外用薬やビタミン剤、シャンプーの改善が基本ですが、ステロイド外用薬やビタミン剤は3割負担で購入できます。

頭皮の炎症を抑えた後、シャンプーで頭皮を清潔にすることで症状の再発を防ぐことができますよ。

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎による薄毛治療は、接触性皮膚炎の治療部分が保険適用の対象となります。

接触性皮膚炎とは、シャンプーや金属、摩擦で受けた刺激などが原因のかぶれにより起こる皮膚トラブルのこと。

頭皮に炎症が起こるため頭皮環境が悪化し、髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
接触性皮膚炎も脂漏性皮膚炎同様、頭皮の皮膚炎を治療するという名目で保険適用が可能です。

治療はこちらもステロイド外用薬やシャンプーの改善がカギとなります。

保険適用がない場合でも安心！薄毛治療の費用を抑えるポイント

AGAが原因の薄毛治療など、保険が効かない場合でも治療にかかる費用を抑えることも可能です。

では、具体的にどんな方法があるかご紹介します。

できるだけ早く薄毛治療を始める

AGAは進行性の脱毛症。
そのため、かなり進行した状態で治療を始めると、治療にかかる費用も治療期間も長くなってしまいます。

後でこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、できれば薄毛に気づいた段階で治療を開始しましょう。

早期治療であればあるほど治療にかかる期間や使用する薬は少なく済むので、治療費を抑えたいならできるだけ早くクリニックを受診することをおすすめします。

ジェネリック医薬品でお得に治療

ジェネリック医薬品を利用することも、治療費の軽減につながります。

一般的な医薬品と同じく、AGA治療薬にもジェネリック医薬品が存在します。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許期間が終了した後に開発される後発医薬品ですが、先発医薬品と効果はほぼ同等なのに対し、費用は安価なのが特徴。

たとえばフィナステリドを含むジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べてかなり安くなります。

投薬による薄毛治療はどうしても長く治療を継続する必要があるので、最初はよくても後々治療費が負担になることも。
そのため、薬の費用単価を抑えることで長期的に治療費を抑えることにつながるんですよ！

まずは相談を！安心して薄毛治療を始めよう

薄毛治療は、一人で悩まず専門家に相談することが大切です。
親和クリニック福岡院では、無料カウンセリングを通じて一人ひとりに合った治療方法を提案しています。

早めの対策で、薄毛の進行を抑えながら、負担を軽減する方法を見つけましょう。

「以前よりも髪の生え際が後退しているような気がする」
「親が薄毛だから自分も薄毛になるのではないかと不安」

上記をはじめとして、薄毛にまつわる悩みや不安がある方は、悩みを解消し、理想の髪を取り戻すために、まずはお気軽にご相談ください！