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親和クリニックのスタッフブログをお知らせいたします。

薄毛治療と食べ物の相関関係!NGな食習慣と薄毛予防に良い食品は?

こんにちは、親和クリニック福岡院です。

皆さんは、

「ヘアスタイルが決まらなくなった」
「髪の毛のボリュームが減った気がする」
「髪の生え際が後退してきた気がする」

など、髪の毛についてこのような悩みを感じたことはありませんか?

これらは薄毛の兆候の一つ。
そのまま何もしないで放置していくと、薄毛の症状は徐々に進んでいきます。

このような症状で悩む方は、年齢が上がるにつれ増加。
当クリニックにも薄毛をなんとかしたいとカウンセリングを受けにたくさんの方がいらっしゃいますが、おそらくそれ以上に薄毛の症状に悩まされている方は多いでしょう。

薄毛を予防・改善するにはクリニックで薄毛治療をおこなうのはもちろん、普段の食習慣も鍵になります。

そこで今日は、健康な髪の毛を手に入れる上でNGな食習慣と、薄毛治療中・薄毛予防におすすめの食べ物についてご紹介します(*^^*)

薄毛治療には摂取する食べ物や食習慣の改善が重要な理由

薄毛予防において重要なのは、普段から髪の毛や頭皮の状態を健康で健やかな状態に保つこと。
髪の毛や頭皮のコンディションは、私たちが普段食事から摂取する栄養素によって大きく左右されるため薄毛治療や予防には食生活の改善が非常に重要です。

私たちの体は、栄養を摂取すると血液を通って体の組織に栄養が分配され体中に行き渡るようになっていますが、摂取した栄養は生命維持にかかわる器官へ優先的に送られるようなしくみになっています。
そのため、髪の毛や爪など命にかかわらない部位への栄養補給は後回しにされてしまいます。

つまり、偏った栄養バランスの食事を続けていると髪の毛の成長に必要な栄養が頭皮や毛根にまで行き渡らず、薄毛が進行するリスクがあるというわけです。

もちろん、薄毛の原因は食生活だけではありませんが、栄養バランスの整った食生活を意識することは、薄毛対策の第一歩と言えるでしょう。

薄毛を進行させる4つの食習慣

栄養バランスの偏った食事はもちろん、食事のとり方や食事をとる時間など、普段の食習慣もまた薄毛の進行に影響を与えている可能性があります。
たとえ薄毛治療を始めたとしても、悪い食習慣が枷となって十分に治療効果出なければ意味がないですよね。

次に解説する4つの食習慣は薄毛を進行させる可能性があるので、心当たりのある方は今すぐ食習慣を見直しましょう。

薄毛を進行させる食習慣① 暴飲暴食

もうすぐ忘年会シーズンですが、この時期に注意したいのは暴飲暴食。
食べ過ぎにより体重が増えると血行が悪くなる、内臓に負担がかかって必要な栄養素を正しく摂取できないおそれがあるため、注意しましょう。

また、暴飲暴食は自律神経の乱れやストレス、睡眠の質の低下など、髪の毛にとってよくない問題ばかりを招くリスクがあります。

薄毛を進行させる食習慣② 過度なダイエット

最近は炭水化物と砂糖類を抜いた食事をする糖質制限のダイエットが広く流行していますよね。
糖質制限をおこなっている方の中には徹底して糖質を摂らないようにする人もいるようですが、こういった過度なダイエットは栄養不足の原因に。
栄養バランスの悪い食生活ばかり続けていると髪の毛や頭皮にまで栄養が行き渡らず、薄毛が進行する恐れがあります。

また、ダイエットに良いからと特定のものばかり食べるのも栄養が偏り髪の毛の成長に良くありません。

5大栄養素、特に髪の毛を作り成長に必要なタンパク質、ミネラル、ビタミンは十分摂取することはとても大切です。

薄毛を進行させる食習慣③ 外食が多い

外食は味が濃く、脂質が多く含まれる食事が多いため、外食ばかりの生活を送っていると頭皮の皮脂が過剰分泌を起こして頭皮環境が悪化し、健康な髪の毛が育ちにくくなるリスクがあります。

とはいえ、普段忙しくてなかなか自分で料理を作ることができないという方も多いですよね。。
その場合は外食時になるべく脂っこくない食べ物を選んだり、髪の毛に良い食べ物を食べるよう意識するようにしましょう。

薄毛を進行させる食習慣④ 寝る直前の食事

食事をとる時間帯も注意が必要です。

特に寝る直前に食事をとってしまうと寝ている間に胃の働きが活発になってしまい、本来頭皮に運ばれるはずの栄養素や酸素が行き渡らなくなってしまうため、髪の毛が健康に育たず薄く細い髪の毛ばかりになってしまう可能性があります。

薄毛治療中や薄毛予防をしたい人が摂っておきたい食品

薄毛の予防や改善のためには、髪の毛を構成する栄養素であるタンパク質の他、ミネラル、コラーゲン、ビタミンなどさまざまな栄養素をバランス良く摂取することが大切です。

では、具体的にはどんな食べ物が薄毛予防や改善に良いのかいくつかご紹介します。

肉類

豚肉や牛肉、鶏肉など、肉は消化吸収に優れたタンパク質を多く含んでいます。
植物性タンパク質より素早く栄養を摂取できるというメリットがあり、中でも豚レバーは亜鉛やビタミンAやBも豊富に含まれているので頭皮環境を改善するのに非常に効果的。

ただ、肉は脂質が多い部位が多いため大量に食べるのは控え、食べる際は脂身が少ないものをなるべく選ぶようにしましょう。

卵は完全食品と呼ばれ、ビタミンCと食物繊維以外の栄養成分をすべて含むスーパー食品です。
髪の毛を作るのに必要な栄養素をほとんど含んでおり、育毛効果が高く髪の毛を作るのに欠かせないビタミンHや髪の毛の成分であるレシチン、亜鉛なども豊富。

食べる量は1日1個がおすすめ。
身体に良いからと食べ過ぎると過剰摂取になるので、気を付けましょう。
また、卵黄に含まれるレシチンは熱に弱い性質があり、60度以上の加熱で壊れてしまうため、調理の際は半熟がおすすめです。

納豆

納豆には、大豆特有のイソフラボンという栄養素が含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをする栄養素で、薄毛の原因となる男性ホルモンの抑制効果があります。

さらに納豆には、タンパク質や血液をサラサラにする効果があるナットウキナーゼも含まれているため、血の巡りが良くなり栄養をスムーズに頭皮まで届けやすくなります。
薄毛改善にはかかせない食材と言えるでしょう。

牡蠣

牡蠣は薄毛予防に効果的なミネラルやビタミン、タンパク質などが豊富。
その中でも髪を強く丈夫にする効果が期待できる亜鉛が豊富なため、薄毛を予防、改善したい人におすすめの食品です。

また、髪の合成に欠かせない必須アミノ酸も揃っているため、育毛にも最適です。

チーズ

チーズには、髪の合成に必要な成分が多く含まれています。
タンパク質や必須アミノ酸のL-リジンは髪の主成分であるケラチンの合成をサポート、ビタミンAはビタミンB2は頭皮の皮脂の分泌を抑え、新陳代謝を促進する効果があります。

ナッツ類

ナッツ類には、老化防止効果のあるビタミンEが豊富に含まれるほか、発毛環境を活発化させる働きがあります。

ココア

ココアには、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれています。
頭皮の老化を防ぎ、抜け毛を抑制する効果が期待できます。

緑茶

緑茶には、抗酸化作用のあるカテキンが多く含まれています。
頭皮への紫外線ダメージを和らげ、頭皮環境を健やかに保つ働きがあります。

毎日の食習慣を見直して薄毛改善をサポート

今日は薄毛治療・予防にNGな食習慣とおすすめの食べ物についてご紹介しました。

薄毛の原因はいくつかありますが、その中で食習慣は自分の意識次第で今日からでも変えられるもの。
食習慣を整えることは薄毛治療のサポートにもなりますので、今日ご紹介した食品も含め、意識して生活することをおすすめします。

一方で、一度薄毛が進行してしまった部分の髪の毛を生やすのは自力では不可能です。
親和クリニック福岡院では薄毛でお悩みの方に対し無料カウンセリングをおこなっていますので、お気軽にご相談ください、