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薄毛は自分で治すことはできる?薄毛になる理由やセルフケアでの改善方法をチェック

こんにちは、親和クリニック福岡院です。

薄毛治療は一般診療とは異なり自由診療となるため、治療に保険を使用することができません。
そのため、治療費を節約しようとなんとか薄毛を自分で治すことを考える人も多いようです。

そこで今日は、薄毛を自分で治すことができるのか、そして薄毛の原因やセルフケアでの改善方法についてお話していこうと思います。

薄毛が進行する原因は何か

私たちが薄毛になる理由は決して一つではありません。
さまざまな要因の内どれか、また複数の要因が重なって薄毛が進行していきます。

薄毛の原因は大きく分けると次の2種類に分けられます。

  • 栄養不足やストレスといった生活習慣が原因のもの
  • AGAなど何らかのホルモン異常が原因のもの

ただ、これらどちらが原因となっているのかを自力で特定するのは難しく、もし自己判断が間違っていた場合は薄毛が進行してしまう恐れがあります。

薄毛は自分で治すことができる?

結論から言うと「薄毛の原因によっては自力で治すのは難しい」でしょう。

薄毛といってもセルフケアで治るタイプもあれば、専門的なクリニックで治療をしないと改善しないものもあります。
セルフケアで治らないタイプの薄毛を自力で治そうとしても効果はなく、薄毛の進行を止めることはできません。

自力で治せる可能性のある薄毛

以下は自力で治せる可能性のある薄毛の原因です。

  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • 飲酒や喫煙
  • 誤ったヘアケア
  • 帽子・ヘルメットの長時間使用
  • ストレス
  • 過度なダイエット
  • 産後の脱毛症
  • 牽引性脱毛症

これらは生活習慣もしくは一過性のものが原因のため、食生活や睡眠の質などの生活習慣を改善することにより薄毛が改善、予防することができる可能性があります。

ダイエットは糖質制限ダイエットをよく耳にしますが、全く糖質を摂らないなど、過度な糖質制限は髪の毛の元となるタンパク質が不足して髪の毛が正常に作られなくなるので薄毛が進行する恐れがあり注意が必要です。

牽引性脱毛症とは、髪を結ぶ女性に見られる脱毛症のこと。
ポニーテールやお団子、三つ編みといった髪の毛が引っ張られるような髪型を習慣的におこなうと生え際の髪が抜けやすくなり、薄毛になってしまうことがあります。

産後の脱毛症を除き、生活習慣を変えれば徐々に薄毛症状が治まってくる可能性があるので、上記に当てはまるものが一つでもあれば、生活習慣を改めるようにしましょう。

自力で治せないタイプの薄毛

以下は、自分で治せないタイプの薄毛です。

  • AGA
  • FAGA
  • 円形脱毛症

男性型脱毛症であるAGAは、男性ホルモンや遺伝が原因として起こる進行性の脱毛症。
そのため、セルフケアのみで改善しようと思っても効果がないことがほとんどです。

また、FAGAは女性男性型脱毛症と呼ばれる、女性の「AGA」。
その多くはびまん性脱毛症と呼ばれるものです。
加齢やストレスにより女性ホルモンの分泌量が減少すると体内の男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが乱れ、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが正常な髪の毛のヘアサイクルを乱してしまうため、薄毛が進行していきます。

また、円形脱毛症は軽度であれば自然治癒することもありますが、広範囲にわたってハゲができた場合はセルフケアで改善するのは難しいでしょう。

これらが原因の薄毛に該当する場合は自分で治すことが不可能なので、早めに親和クリニックのような薄毛治療専門クリニックで診断を受けることをおすすめします。

生活習慣が原因の薄毛の改善方法

抜け毛や薄毛が先ほどご紹介した生活習慣由来のものであれば、自力で治すことができる可能性があります。

そこで、ここでは薄毛の原因となる生活習慣の改善方法についてご紹介します。

タンパク質を中心に栄養バランスの取れた食事を摂る

髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質が主成分となっています。
そのため、肉類や魚介類、大豆製品、乳製品などタンパク質を多く含む食品を積極的に食べましょう。

また、亜鉛やビタミンを含む食品を一緒に摂るとタンパク質の吸収を高めるのでおすすめです。

睡眠の質を上げる

身長と同じように、髪の毛も成長ホルモンによって健康な髪の毛に成長します。
そのため睡眠時間が短かったり睡眠の質が悪かったりすると成長ホルモンが十分分泌されず、ヘアサイクルが乱れてしまいます。

就寝前にブルーライトを浴びると睡眠の質が下がってしまいますので、遅くとも寝る1時間前にはスマホなどの使用を避けるようにしましょう。

ストレスをためない

ストレスは頭皮の血行を悪化させ、栄養が頭皮まで行き渡らなくなります。
普段ストレスを感じていてもため込んでしまうという方は、ストレッチで体を軽く動かしたり、甘いものを食べたり、趣味に没頭したりしてみると手軽にストレス解消になるので試してみてください。

帽子やヘルメットの長時間着用を避ける

帽子やヘルメットは頭皮が圧迫されるため、長時間着用すると頭皮の血行が悪化し薄毛の原因となります。
また、夏場は特に頭皮が群れやすく菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。

仕事など、どうしても長時間着用する必要がある場合はサイズにゆとりのある帽子を着用する、こまめに外して汗を拭いたり分け目を変えたりするようにしましょう。

帽子自体は頭皮の敵である紫外線や乾燥から守ってくれる効果があるので、適度に使用すれば薄毛予防にもなり悪いことばかりではありません。

シャンプーの仕方を見直す

皆さんの中には、夜に髪の毛を洗わず朝シャンをする方もいらっしゃるかと思います。
朝シャンは目覚めが良くなったり、寝ぐせ直しが楽だったりと良い面もありますが、実は薄毛の原因となることも。
薄毛を改善したいなら朝シャンせず夜に髪の毛を洗うようにしましょう。

なぜ朝シャンが薄毛の原因になるかというと、夜は髪の成長を促す成長ホルモンが分泌されますが、この時頭皮に汚れや毛穴のつまりがあると髪の毛の成長が妨げられる可能性があるからです。

また、もう一つの理由として、日中受ける紫外線や空気の乾燥といった刺激から頭皮を守ることができることが挙げられます。

夜髪の毛を洗うと、寝ている間に作られた皮脂がバリアとなり紫外線などから頭皮を防御。
一方朝シャンすると皮脂が落ちてしまうため、無防備な状態で外からの刺激を受けてしまい頭皮がダメージを受け、抜け毛や薄毛の症状が進行してしまう恐れがあるのです。

また、朝は余裕がなくシャンプーやトリートメントをしっかり流さず頭皮に詰まってしまいコンディション不良になることもあるため、ゆっくり髪を洗うことができる夜に髪の毛を洗うようにしましょう。

頭皮マッサージで血行UP

ストレスや睡眠不足、不規則な食生活などで悪化した頭皮環境を改善する手段として、頭皮マッサージがあります。
もちろん一番は生活環境自体を改善することですが、それと並行に洗髪中に頭皮マッサージを取り入れることで頭皮の血流が改善し、薄毛予防効果を高めることが可能。

何より頭皮をマッサージするのはとても気持ちが良いので、リラックス効果も抜群です。
気分転換としてもおすすめですよ。

薄毛には自力で治せるものと治せないものがある!まずは専門家に相談を

今日は薄毛を自力で治せるのか、また薄毛のセルフケアでの改善方法についてお話しました。
薄毛には生活習慣の乱れを正せば改善する場合もありますが、加齢によるホルモンバランスの乱れや遺伝的要素によって引き起こされているAGAやFAGAの場合自分で治すことは不可能です。

自分の薄毛は自力で治せるものかどうか自己判断するのはとても難しく、間違った薄毛改善方法は薄毛の進行を進めてしまう恐れがあるので、AGAやFAGAなどの薄毛治療を専門におこなっているクリニックを早めに受診しましょう。

親和クリニック福岡院では無料カウンセリングをおこなっています ので、薄毛の進行を止めたい、薄毛を改善したいとお悩みの方はお気軽にご相談ください。