薄毛治療薬服用中は献血がNGって本当?その理由や服用できない薬の種類は?

こんにちは、親和クリニック福岡院です。
福岡県内は今朝から線状降水帯発生による大雨特別警報が発令されています。
河川の増水によりすでに危険水域、氾濫が起こっている河川もあるようですので、お近くにお住みの方はお気をつけください。
さて話は変わりますが、皆さんは献血に行かれたことがありますか?
献血は自分の血液を提供することを通して社会的貢献ができるだけでなく、無料で健康状態を確認できる、お菓子やジュースなどを無料でもらえるなど様々なメリットがあることから、中には定期的に行かれている方もいらっしゃるようです。
ですが献血は、投薬による薄毛治療をおこなっている方は要注意。
AGA治療薬を服用している方は献血してはいけないと言われているのです。
そこで今日は、薄毛治療薬を服用しているとなぜ献血ができないのか、その理由や服用できない治療薬の種類についてお話していきます。
薄毛治療薬を服用すると献血ができない理由
献血をおこなう場合、服用している薬の種類によっては献血が禁止されています。
AGA治療に使用される薬も例外ではありません。
何故なら、AGA治療薬を服用中の男性の血液が妊娠している女性に輸血された場合、もし生まれてくる子供が男児の場合は前立腺肥大など生殖機能に異常が出る恐れがあるからです。
献血NGな薄毛治療薬は?
とはいえ、すべての薬が献血のNG事項に該当するわけではありません。
献血の際に禁止されているのは、プロペシアなど、フィナステリドという成分が含まれた治療薬と、デュタステリドという成分が含まれるザガーロなどの薬です。
プロペシアはもともと女性や子供への使用が禁忌とされている薄毛治療薬です。
特に妊婦に関しては重篤な症状を引き起こす恐れがあります。
また、プロペシアやザガーロはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンと呼ばれる男性ホルモンの生成を抑制してしまうため、男子胎児の正常な発育を妨げてしまうリスクも。
現在プロペシアを服用中で献血したい場合は最低1ヶ月、ザガーロの場合は6ヶ月以上休薬期間を設けるようにしてください。
ザガーロと同じく前立腺肥大症の治療薬として使用されているプロスカー、アボダードなども主成分にデュタステリドが含まれているため献血前の一定期間は服用しないようにしましょう。
ちなみに、禁止されているのは内服薬タイプのため、外用薬のミノキシジルの場合は問題なく献血可能です。
その他のAGA治療薬についても禁止されている成分が入っている可能性があるため、心配な場合は献血会場に問い合わせるといいでしょう。
また、当日献血できるかどうかは薬の服用のほかにも、当日の体調などたくさんのチェック事項がありますので日本赤十字社のHPに掲載されている「献血をご遠慮いただく場合」というページを確認しておくといいと思います。
もし禁止されている薄毛治療薬を服用時に献血してしまったら
献血をおこなう際、服用している薬について申告する必要があります。
それでも万が一プロペシアなどの薄毛治療薬の申告をし忘れてしまった場合は、献血時に渡された献血カードに記された献血センターの電話番号へすみやかに連絡しましょう。
万が一献血してしまっても、大丈夫。
回収した血液はその一つ一つを献血者コードによって識別され、管理されています。
各種の生化学検査や感染症検査をおこなったうえで日本赤十字社の血液センターに送られ、保管されるため、自分の血液をたどることは可能なので安心してください。
ただし、いくら採取した血液は厳しい検査にかけられてから使用されるとはいえ、黙っているのは得策ではありません。
申告をし忘れた際は必ず献血カードに記載の血液センターに連絡するようにしましょう。
親和クリニックの自毛植毛手術なら薬に頼らず薄毛改善が可能
薄毛治療薬は服用している期間は薄毛の症状が改善されるものの、服用を止めると効果がストップしてしまいます。
献血のためにプロペシアやザガーロの服用を一旦休止してしまうとその間に、薄毛が進行してしまうリスクもあります。
一方親和クリニックでおこなっている自毛植毛の場合は、一度手術すれば薄毛治療の薬を服用しなくても薄毛改善が可能。
移植時の傷跡が塞がった後なら安心して献血することができるというメリットがあります。
また、自毛植毛は薬の服用を永久に続ける必要のある投薬治療と異なり、一度手術すれば半永久的にメンテナンスも何もせずとも髪の毛が生えるようになるため、根本的に薄毛をなくしたいと考えている方にとてもおすすめです。
もし自毛植毛手術についてもっと知りたい、薄毛が最近増えたみたいで不安などの悩みや疑問などがございましたら、親和クリニック福岡院の無料カウンセリングをぜひご利用ください。