薄毛でもパーマはかけてOK?かける場合の注意点やおすすめのパーマの種類を解説
こんにちは、親和クリニック福岡院です。
パーマには髪の毛にボリュームを持たせる効果があるため、スタイリング次第で薄毛を目立たなくすることが可能です。
そのため、薄毛をカバーするためにパーマをかける人は多くいらっしゃいます。
しかしながら一方で
「パーマの薬剤が頭皮に良くなさそう」「パーマをかけると薄毛が悪化しそうで怖い」
というイメージもあり、パーマをかけることで薄毛がひどくならないかと不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、薄毛の方がパーマをかける際の注意点やおすすめのパーマの種類についてお話します。
薄毛の人がパーマをかける場合のリスクは?
薄毛の人がパーマをかけると、髪にボリュームが出て薄毛が目立たなくなる、普段のスタイリングが楽になるというメリットがある一方で、パーマをかけることで起きるリスクも当然あります。
薄毛の人がパーマをかける際に起きると考えられるリスクは、下記の3つです。
- 頭皮環境が悪化する可能性がある
- かゆみや炎症などの皮膚トラブルが起きることがある
- 髪の毛にダメージがかかる
それぞれ詳しく説明していきます。
頭皮環境が悪化する可能性がある
パーマをかけることで、頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。
というのも、パーマをかける際パーマ剤を髪の毛にしっかり塗り込む必要があるため、パーマ剤が頭皮にも浸透してしまうのです。
そのため、パーマ剤の刺激により頭皮がダメージを受けてしまい頭皮環境が悪化。
ダメージが大きいとヘアサイクルが乱れ、薄毛が進行してしまう恐れがあります。
かゆみや炎症などの皮膚トラブルが起きることがある
お肌のphバランスは、弱酸性に保つと良いと言われています。
それに対し、パーマ剤の多くはエタノールやアンモニアといったアルカリ製剤を使用。
アルカリ製剤は、皮膚に触れると髪の毛や頭皮のたんぱく質の性質を変化させてしまうため、頭皮のかゆみや炎症といった皮膚トラブルを引き起こすこともあります。
症状がひどい場合は接触性皮膚炎を引き起こす可能性があり、頭皮環境を悪化させてしまう恐れがありますので、特に肌が弱い人は特に気を付けた方が良いでしょう。
髪の毛にダメージがかかる
パーマをかける際は、髪の毛のシスチン結合を切断する1剤、髪の毛の組織を再結合しパーマを固定する2剤という2種類のパーマ液を主に使用します。
そのため、後で再結合するとはいえ、一度髪の毛の結合を切断しているとどうしても髪の毛に切断のダメージが残ってしまいます。
ダメージが残ったままの髪の毛は切れ毛や枝毛といったトラブルを起こしやすくなり、抜け毛が増えて薄毛の進行につながる恐れがあるので注意しましょう。
薄毛でもパーマをかけたい時におすすめのパーマの種類
パーマは薬剤の影響で髪の毛や頭皮にダメージが出やすく頭皮環境が悪化しやすいため、薄手を進行させたくない場合は、頭皮や髪の毛へのダメージを最小限に抑える方法で施術をおこなう必要があります。
そこでここでは、比較的髪や頭皮に優しく薄毛の人でもかけやすいパーマとして、以下の4つのパーマをご紹介します。
- クリープパーマ
- 水パーマ
- コスメパーマ
- 酸性パーマ
クリープパーマ
クリープパーマとは、パーマ液の使用量を通常より少なめに抑え、髪に水分を与えながらカールを作るパーマのことを指します。
通常のパーマよりも髪の毛に与えるダメージが少ないため、薄毛の人でも安心して施術することが可能です。
水パーマ
水パーマとは、髪の毛にスチーム(水蒸気)をあてて髪の毛に癖をつけるパーマのことを指します。
通常のパーマとは異なりパーマ液を使用せず、スチームによって髪の毛に大量の水分を含ませてキューティクルを開くのが特徴で、柔らかく艶感のあるパーマに仕上がります。
パーマ液を使用しないので頭皮や髪への負担は少ないのですが、パーマの持ちはあまりよくないため長持ちさせたい場合には不向きです。
コスメパーマ
コスメパーマとは、化粧品登録された薬剤でかけるパーマのことを指します。
通常のパーマ液は髪のシスチン結合を切断、再結合する還元剤や酸化剤といった成分が含まれているため髪の毛が傷みやすいのですが、コスメパーマに使用されるパーマ液は化粧品に分類されるもので作られています。
そのため、効果がマイルドな代わりに、頭皮や髪の毛へのダメージも少なく済みます。
酸性パーマ
酸性パーマとは、髪の毛や肌の状態と近い弱酸性の薬剤を使っておこなうパーマのことを指します。
酸性パーマでは髪のシスチン結合の切断が起きません。
そのため髪の毛へのダメージを最小限に抑えることができ、さらに髪にハリやコシを与える効果もあります。
薄毛の不安を抱えている人でも試しやすいパーマと言えますね。
薄毛を気にする方がパーマをかける際の注意点
薄毛の症状があるけれどパーマをかけたい場合、どんなことに注意したらよいのでしょうか。
ここでは注意点を4つご紹介しますので、「薄毛だけどパーマをかけてみたい」と考えている方はよくチェックしておきましょう。
- 頭皮にかゆみや炎症がないかチェックする
- パーマをかける頻度は少なくする
- カラーリングと同時におこなわないようにする
- 頭皮や髪にやさしいパーマをおこなっている美容院を選ぶ
頭皮にかゆみや炎症がないかチェックする
頭皮にかゆみや炎症などの頭皮トラブルがある場合は、パーマをおこなわないようにしましょう。
パーマの薬剤が刺激となり、頭皮トラブルが悪化する可能性があります。
頭皮環境が悪くなると薄毛が進行する恐れがあるため、注意しましょう。
パーマをかける頻度を少なくする
パーマは早い場合、一か月程度でとれてしまうこともあります。
そのため、パーマを維持するためにこまめにかける方も多いかと思いますが、パーマ液は髪や頭皮への負担が高く薄毛症状がある方にはおすすめできません。
逆に、頻度を落とせば頭皮や髪の毛への負担は大きく軽減できるので、薄毛が気になる方はパーマの頻度を減らすようにしましょう。
カットやスタイリング方法を工夫するなど、パーマをかける頻度を少なくしましょう。
カラーリングと同時におこなわないようにする
髪の内部にダメージを与えるパーマと紙の表面のキューティクルにダメージを与えるカラーリングは、同時におこなうと頭皮と髪の毛に与えるダメージが倍増してしまいます。
そのため、薄毛を気にする方はパーマとカラーリングの間隔を二ヶ月以上空けるようにしましょう。
頭皮や髪にやさしいパーマをおこなっている美容院を選ぶ
美容院の中には、頭皮や髪の毛にやさしい弱酸性の薬剤やオーガニックの薬剤を使用する店舗もあります。
そこで、薄毛が心配な場合はそのような低刺激のパーマ液や施術方法を取り扱っている美容院でパーマをかけると、頭皮や髪の毛の負担を抑えることができるのでおすすめです。
美容院によっては髪の毛の状態を見て最適なパーマ液を提案してくれる店舗もあるので、そういった店舗を選ぶと安心して施術を受けることができるでしょう。
<h2薄毛が気になる方がパーマをかける場合は髪や頭皮に負担が少ない方法を選びましょう
パーマは薄毛で悩む人にとって、髪のボリュームをUPして自然な髪型に見せたり、スタイリングしやすくしたりするなどのメリットがあります。
一方で、パーマは髪の毛や頭皮に負担がかかりやすいので、薄毛が気になる方はできるだけ施術の間隔を空け、低刺激の薬剤を使用している美容院で施術を受けるようにしましょう。
また、今現在薄毛が気になる場合は、早めにAGAクリニックを受診し適切な治療を受けることで薄毛の進行を抑えることが可能です。
親和クリニック福岡院では薄毛治療に入る前にカウンセリングで薄毛の症状やご要望をヒアリングし、その結果に基づいて一人一人に合った薄毛治療をご提供しております。
「薄毛を改善したい」「薄毛の進行を抑えたい」というお悩みをお持ちの方は、親和クリニック福岡院の無料カウンセリングにぜひお越しください。