頭皮の汗は薄毛の原因になる?正しい対処方法を解説
こんにちは、親和クリニック福岡院です。
夏本番を迎え、連日30度超えが当たり前になってきました。
気温が高いと汗が止まらなくて困るという人も多いですよね。
夏になると頭皮に汗をよくかくので、薄毛が進行してしまうのではないかと心配になり、当院を受診される人も少なくありません。
そこで今日は頭皮の汗は原因になるのか、そして汗をかいた後の正しい対処方法を解説します。
普段よく汗をかく人で薄毛や頭皮環境の悪化が気になる人は、ぜひ最後までお読みください(*^^*)
頭皮の汗は薄毛の原因になる?
誤解されやすいので最初に言っておきますが、頭皮の汗が薄毛の直接の原因になるという医学的根拠はありません。
「自分は汗をかきやすい体質だから薄毛になりやすいんだ」と思っている方がいたら、そうではないということをお伝えしておきます。
汗をかくこと自体は決して悪いことではないのです。
もちろん、多汗症など日常生活に支障が出る場合は注意が必要ですが、普通に汗をかくくらいなら問題ありません。
問題なのは、汗をかいたあと、長時間そのままでいることです。
汗をかいた後何もせず放置してしまうと以下の3つのリスクが発生し、頭皮環境の悪化につながります。
- 頭皮に雑菌が繁殖する
- 汗湿疹による肌トラブルが起こる
- 毛穴が詰まる
それぞれ簡単に説明します。
リスク① 頭皮に雑菌が繁殖する
夏は暑いのでちょっと外を歩くだけでも滝のように汗をかいてしまうことがありますが、頭皮が汗で濡れた状態を長時間放置すると、汗と皮脂が酸化して雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖した頭皮は嫌なニオイの原因となったり、かゆみや毛穴の詰まり、炎症などが発生して頭皮環境が悪化するため、薄毛や抜け毛が起こる可能性が高くなります。
リスク② 汗湿疹による肌トラブルが起こる
汗を放置すると、汗が原因で頭皮に湿疹ができるなどの肌トラブルが発生することがあります。
湿疹ができたことのある人はわかると思いますが、湿疹が頭皮にできると非常にかゆくなりますよね。
そのため我慢できずにかいてしまった結果、炎症などの皮膚トラブルが発生。
薄毛が進行する原因となることがあります。
リスク③ 毛穴が詰まる
汗をかくと皮脂の分泌も増加。
汗が頭皮を伝って流れると、皮脂汚れやフケも一緒に頭皮を流れてしまいます。
そのため、毛穴が詰まってしまうことも。
毛穴が詰まると頭皮に栄養が行き届かなくなるので、健康な髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
頭皮に汗をかいたら放置厳禁!薄毛を防ぐ正しい対処方法
頭皮に汗をかいた後はそのままにせず、できるだけ早く対処するのが薄毛予防の第一歩です。
そこでここでは、汗をかいた後の正しい頭皮ケア方法をご紹介します。
汗は放置せずにこまめにふく
基本的なことですが、汗をかいたらこまめにふくことが大切です。
なぜなら、汗を放置すると頭皮がアルカリ性に代わり雑菌が繁殖しやすくなるため、頭皮環境が悪化。
結果として薄毛が進行してしまう可能性があるからです。
外出中でも汗をふけるよう、タオルやハンカチは常に携帯しておきましょう。
また、紫外線対策で帽子をする男性が多いですが、帽子を長時間かぶっていると蒸れて頭皮環境が悪化する可能性があるので、帽子は定期的に脱ぎ、蒸れを予防することが大切です。
夜は必ずシャンプーで汗や皮脂を流す
頭皮環境を常に清潔に保つことは、薄毛を予防するためにとても重要です。
汗をかいた後はタオルでふく人が多いと思いますが、実はそれだけでは不十分。
汗や皮脂汚れは夜に落とさずに寝ると頭皮環境の悪化につながるので、必ず夜シャンプーで頭皮の汗や皮脂汚れを落としましょう。
頭皮ケア用のシャンプーで頭皮をケアする
数ある中でも頭皮ケア用のシャンプーには、炎症や湿疹などの症状を抑えるものも多くあります。
夏場は特に汗をかきやすく、頭皮環境悪化の原因ともなる皮脂もたくさん分泌されてしまうため、よく頭皮に湿疹や炎症ができてしまう方は、炎症を抑えてくれる成分が配合された頭皮ケアタイプのシャンプーを普段から使うことをおすすめします。
頭皮や薄毛の悩みは親和クリニック福岡院におまかせ
今日は汗が薄毛の原因なのかと、汗をかいた後の正しい対処方法についてお話しました。
夏場は頻繁に汗をかくので、そのまま放置してしまい頭皮環境が悪化しやすい季節。
夏の内に薄毛が増えることのないよう、汗をかいたらこまめにタオルでふき、夜はシャンプーで皮脂汚れまでしっかり落とすようにしましょう。
頭皮や薄毛の悩みをお持ちの方は、親和クリニック福岡院にて無料カウンセリングをおこなっていますので、気になる方はぜひお気軽にお越しください(*^^*)