診療案内

Staff Blog

親和クリニックのスタッフブログをお知らせいたします。

ブログ開始のご挨拶と博多の明太子

ブログ開始のご挨拶

こんにちは!親和クリニック福岡院です。

先日お知らせしていたスタッフブログを本日より開始いたします!
薄毛治療に関すること、頭皮ケアなど髪に関することから、博多のことや日常の出来事などいろいろご紹介しますので、宜しくお願いいたします♪

親和クリニック福岡院は、JR博多駅から徒歩5分、利便性抜群のエリアに位置しています。

博多と言えば全国有数のグルメ街ですが、その中で知名度ナンバーワンの食べ物といったらやはり辛子明太子ではないでしょうか。
当院の近くにも有名店がたくさん集まっているので、家族や知人に頼まれて仕事帰りに購入することもしばしば。
辛子明太子はお酒のつまみにもごはんのお供としても優秀なので、大人から子供まで幅広く人気がありますよね。

ところで皆さんは、明太子の原産のたらこの産地が福岡よりも北海道や東北の方が有名だということはご存知ですか?
でも、それならばなぜ原産でもない福岡の博多で明太子がこんなに名産と言われているのか不思議ですよね…。
そんなわけで、今日は博多名物辛子明太子の誕生と有名になった背景を調べてみました♪

辛子明太子の語源は?

明太子の語源はそもそも、朝鮮に起源があると言われています。
明太子の「明太」は、朝鮮語でスケトウダラを意味するのだとか。
明太子はスケトウダラの卵であるたらこが原産であることを考えると、つながりが見えてきますね。
なるほど、「明太」の子供だから「明太子」というわけか…。

現在の辛子明太子は朝鮮から輸入された明卵漬をヒントに博多で生まれた

辛子明太子は、実は最初から今の辛子明太子の形をしていたわけではありません。

最初の辛子明太子と言われているのは、日露戦争直後から太平洋戦争の最中に下関へ輸入された明太の卵巣の辛子漬けである明卵漬(ミョンランジョッ)。
これはまぶし型明太子と呼ばれ、現代でいうキムチに近い物でした。

そして現代の辛子明太子は、ふくやの創業者・川原俊夫によって開発された漬け込み型明太子が最初と言われています。
ふくやといえば、福岡を代表とする博多辛子明太子の老舗ですね。

この漬け込み型明太子、実はふくやの川原俊夫が幼いころ、戦時中に釜山で食べたまぶし型明太子を食べた時の記憶を頼りに開発したものだったのだとか。
漬け込み型明太子の開発を機に、徐々にまぶし型辛子明太子は姿を消し、現在では調味料に漬けて作る漬け込み型の明太子が主流になっています。

私たちが普段何気なく食べている辛子明太子に、こんな歴史があったんですね~。
辛子明太子を食べる際は、歴史に想いを馳せながら食べるとまた一味違うかも。
皆さんも当院に来られた際には、帰りに博多明太子、ぜひ購入してみてはいかがですか?(*^-^*)