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親和クリニックのスタッフブログをお知らせいたします。

自毛植毛後に髪が抜ける!ショックロスの原因や対処法を解説

当クリニックをご利用いただいている皆様、
また、当ホームページをご覧になっている皆様、あけましておめでとうございます。
親和クリニック福岡院です。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、当クリニックは自毛植毛を主軸に薄毛治療をおこなっているクリニックですが、自毛植毛手術後に移植した部分の髪の毛が抜けてしまったことに不安になり、来院される患者様が少なくありません。

自毛植毛後に発生する抜け毛の原因の多くは\ショックロス/によるものであると言われています。
ショックロスは自毛植毛の副作用の一つと言われていますが、実は事前に知識として知っておけばそう怖いものではありません。

そこで今日は、自毛植毛のショックロスの原因や起きてしまった場合の対処法についてお話していきます。

「自毛植毛後、植毛した部分の髪の毛がたくさん抜けたけどこれって大丈夫?」
「自毛植毛後に興味はあるけど術後に髪が抜けると聞くので不安」

などのお悩みをお持ちの方はぜひご一読ください。

自毛植毛後に髪が抜ける!ショックロスが起こる原因は?

自毛植毛は、一度手術をおこなうと移植した部分に髪の毛が半永久的に生え続ける効果が期待できる薄毛治療法です。

一方で、自毛植毛の手術をおこなった後、抜け毛が増えることがあります。
これはショックロスと呼ばれ、自毛植毛の副作用の一つとされています。

自毛植毛のショックロスが起きる原因は?

実は自毛植毛のショックロスが起こる原因は、まだはっきりとわかっていません。
推測では、手術箇所の組織に起こった炎症や局所麻酔による影響が原因ではないかと考えられているようです。
頭皮に炎症が起きたり麻酔の成分により一時的に発毛サイクルが乱れるので、その影響を受けているのではないかと言われています。

自毛植毛のショックロスは術後すぐ起きるわけではない

自毛植毛のショックロスは、個人差がありますが植毛手術をおこなってからおよそ1~4ヶ月ほど経過したくらいに発生します。
発生率は全体の2割程度で全ての人に発生するわけではありませんが、5人に1人がショックロスの経験をする計算になりますので、決して珍しいことではないと言えるでしょう。

自毛植毛のショックロスによる抜け毛は一時的なもの

ショックロスが起こると植毛した部分の髪の毛が次々に抜け落ちてしまいます。
そのため

「移植した髪の毛がしっかり定着しなかったのでは?」

と不安に駆られてしまう方も多いと思いますが、実はショックロスは一過性のものがほとんど。
ほとんどの場合は回復するので、ショックロスが原因の抜け毛の場合は心配しなくても大丈夫です。

自毛植毛のショックロスと脱毛の違いは?

ショックロスと似た言葉として\脱毛/がありますが、通常の脱毛とショックロスは性質が異なります。

通常の脱毛、特に男性に多い男性型脱毛症(AGA)は一度発症すると、親和クリニックのような専門クリニックで薬による投薬治療や自毛植毛といった薄毛治療をおこなわない限り進行を抑えることができず、薄毛部分が自然回復することはありません。

一方でショックロスはあくまで一時的なもの。
術後から4~5ヶ月もすると抜け毛が落ち着き、自然回復します。

ショックロスと「脱落」を見分けるコツは?

自毛植毛後に起こる抜け毛には、ショックロスの他に\脱落/と呼ばれるものもあります。
ショックロスは元からある髪の毛が抜けるものですが、脱落は自毛植毛で移植した髪の毛が定着せずに抜け落ちてしまうことを指します。

ショックロスが起こるとこの脱落が起こったのではないかと焦ってしまいがちになりますが、発生時期や症状で見分けることが可能です。

自毛植毛のショックロスの場合は前述したように術後1~4ヶ月経過してから発生するのに対し、脱落は術後24時間程度の短期間の内に発生します。
また、脱落の場合は髪が抜けると同時に出血が見られることもあり、この点でもショックロスと異なるので見分けるのはたやすいでしょう。

とはいえ、現代の自毛植毛の技術では定着率が90%を超えているため、脱落が起こることはめったにありません。
親和クリニック福岡院は医師の技術レベルが高く評価されており、移植毛の定着率も高いことに定評があるため安心して手術を受けていただくことが可能です。

自毛植毛のショックロスが起きた場合の対処方法

ショックロス対処方法

自毛植毛のショックロスで抜ける毛の量は、もともと生えていた毛の10~15%程度だと言われています。
10%程度であればそれほど見た目に影響しませんが、人によっては見た目にも影響が出る程抜け毛が増えてしまうケースもあるようです。

そこで、ショックロスが起きてしまった際の対処方法をご紹介します。

帽子やウィッグで隠す

自毛植毛のショックロスはあくまで一過性のものです。
そのため、髪の毛が再び生えてくるまで帽子やウィッグで隠して凌ぐという手があります。

ただし帽子やウィッグなどの被り物は夏場になると蒸れやすく、長時間の使用は頭皮にも良くないため注意しましょう。

増毛パウダーを使用する

増毛パウダーは酸化鉄や特殊繊維などの微粒子が含まれた粉でできており、それを薄毛が気になる部分にふりかけることで目立たなくさせるアイテムです。

気になる部分にささっとふりかけるだけで髪の毛を太く見せたり、頭皮が見えてしまっている部分を隠すことができるのに加え、落とす際はシャンプーするだけでOKなので手軽に使用できます。

ただしあくまで髪の毛が増えたように見せるだけであり、実際に増毛効果があるわけではありません。
また、雨や摩擦で落ちてしまい服に色がついてしまうことがあるため、使用する場合はその点を考慮しておきましょう。

薄毛が目立たないヘアスタイルにする

ショックロスによる薄毛が気になる際は、ヘアスタイルを工夫するという手もあります。

たとえば、スタイリング時に毛流れを散らして毛量の少ない部分をカバーしたり、頭頂部にボリュームが出るソフトモヒカンやツーブロック、頭頂部の薄毛を髪でカバーできるオールバック、全体の薄毛をカバーできるショートカットといった薄毛が目立ちにくいヘアスタイルにすると良いでしょう。

AGA治療薬を服用する

ショックロスによる薄毛が気になる場合は、AGA治療薬を医師に処方してもらうことで薄毛症状を抑えることが可能です。

ミノキシジル外用薬を使用すると頭皮の血行を促進し発毛効果が期待できるほか、プロペシアは発毛サイクルを正常化し薄毛を抑える効果が期待できます。
ちなみにプロペシアは男性のみ使用可のため、女性が服用しないように注意しましょう。

また、ミノキシジルやプロペシアといったAGA治療薬はショックロスが起きる前から使用することでショックロスの発生自体を抑えることができるので、予防のために使用するのもおすすめです。

自毛植毛後のショックロスが心配なら親和クリニック福岡院へ

本日は自毛植毛後に起こるショックロスについて、原因や対処法などをご紹介しました。
ショックロス自体はそう珍しいものではなく、時間の経過と共に回復するため抜け毛が増えたからといって心配する必要はありません。

ただし、人によっては抜け毛が目立つほど髪が抜けてしまう場合もありますので、ショックロスによる抜け毛が気になる方は今日ご紹介した方法を試してみましょう。

また、ショックロスによる抜け毛の低減や予防のためAGA治療薬を処方することも可能ですので、不安に感じる方はお気軽に親和クリニック福岡院にご相談してみてください。

なお、自毛植毛のご相談も随時お受けしております。
自毛植毛についての不安やお悩みをお持ちの方、自毛植毛手術をご希望する方はぜひ一度親和クリニック福岡院の無料カウンセリングにお越しくださいませ。