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親和クリニックのスタッフブログをお知らせいたします。

女性の薄毛は何科を受診するのが正解?種類別に解説

こんにちは、親和クリニック福岡院です。

「最近髪の毛がスカスカになった気がする」
「髪型がうまく決まらない」

こんな髪の毛の悩みをお持ちの女性が、以前よりも増えてきた気がします。
しかしこのような悩みを抱えていても、いざ病院を受診しようとすると

「薄毛は何科を受診すればいいのか分からない」

という理由から、受診を控える女性が多いようです。

女性の薄毛と一言で言っても、実は様々な種類があります。
そして薄毛は種類によってそれぞれ診療に向いている科や治療方法が異なるため、効果的に治療するためには適切な科とクリニック選びが必要不可欠。

そこで今日は女性の薄毛種類別に、病院のどの科を受診したらよいのか解説していきたいと思います。
自分の薄毛の悩みはどの科を受診すれば解決するのかわからないという女性の方は、ぜひ参考にしてみてください。

女性の薄毛の種類と受診に適切な科は?

女性の薄毛には、主に下記6つの種類があります。

  • FAGA(びまん性脱毛症)
  • 牽引性(けんいんせい)脱毛症
  • 粃糠性(ひこうせい)脱毛症
  • 脂漏性(しろうせい)脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 産後脱毛症

それぞれについて、受診を推奨する科と共に解説していきます。

FAGA(びまん性脱毛症):薄毛治療専門クリニック

女性の薄毛でまず挙げられるのは、FAGA、別名\女性男性型脱毛症/と呼ばれる脱毛症。
FAGAになると、最初抜け毛が増えたり髪の分け目が広がったように感じたりするところから始まり、次第に髪の毛全体が徐々に薄くなってくるといった症状が現れます。

FAGAは皮膚科でも診療できるケースもありますが、薄毛治療に関する専門知識や技術が必要となります。
そのため、症例が豊富な親和クリニックをはじめとした薄毛治療専門のクリニックを受診するのがおすすめ。
治療方法は内服薬や外用薬による治療や自毛植毛などが主流です。

なお、FAGAは頭皮の炎症とみなされないため、治療は自費診療となります。

牽引性(けんいんせい)脱毛症:薄毛治療専門クリニック

牽引性脱毛症はポニーテールやお団子ヘア、ひとつ縛りなど、髪の毛をいつも同じ縛り方で結んでいる場合に起きやすい脱毛症です。
頭皮に負荷がかかるため髪を縛っている部分の髪が抜けやすくなり、進行すると生え際や分け目が目立つようになってしまいます。

いつもと結び方を変えたり、髪を結ばないヘアスタイルに変更したりすると多くの場合は自然に治りますが、稀に抜け毛の症状が減らないケースも。
ある程度時間が経過しても抜け毛が治らない場合は、薄毛治療専門クリニックを受診することをおすすめします。
こちらも保険適用ではないので注意しましょう。

粃糠性(ひこうせい)脱毛症:皮膚科

粃糠性脱毛症とは、頭皮のかゆみや乾燥した大量のフケとともに抜け毛が起きる抜け毛症状です。

この脱毛症は、シャンプーのすすぎ残しやシャンプーの洗浄力が強すぎること、使っている整髪料が合わないことが主な原因。
皮膚科でステロイドの外用薬や抗生物質、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬などを処方してもらうことで治療することが可能です。
頭皮の炎症扱いとなるため、保険適用となります。

脂漏性(しろうせい)脱毛症:皮膚科

脂漏性脱毛症は、抜け毛とともに脂っぽいフケや頭皮のべたつき、赤み、かゆみが出る症状です。

主な原因は

  • 脂っぽいものばかり食べている
  • 睡眠不足
  • 頭皮がしっかり洗えていない
  • シャンプーのしすぎ
  • ホルモンバランスの乱れ

など。

この疾患は、生活習慣やホルモンバランスの乱れが原因で起こる皮脂の過剰分泌により発症します。
受診は皮膚科がおすすめ。
ステロイドや抗真菌薬などで治療することが可能だからです。
保険適用のため、費用は安くすみます。

円形脱毛症:皮膚科、心療内科

円形脱毛症はその名の通り、頭髪の一部の髪の毛が円形型に脱毛してしまう疾患です。

はっきりとした原因はわかっていませんが、

  • 自己免疫疾患
  • ストレス
  • アトピー

が原因で発症すると言われています。

脱毛斑が小さい、または一つのみ見られる場合は自然に治ることがほとんどですが、脱毛斑が大きい場合や二つ以上見られる場合は頭髪全体に及ぶことも。
その場合は早めに皮膚科でステロイドや局所免疫療法などの治療を受けることをおすすめします。

また、ストレスが原因と思われる円形脱毛症は、心療内科を受診すると改善する可能性があります。

皮膚科で治療を受ける場合はステロイドのみ保険適用となります。
局所免疫療法や心療内科を受診する場合は保険適用とならないため注意しましょう。

産後脱毛症:産婦人科、薄毛治療専門クリニック

出産後の女性は産後2ヶ月から1年ほどの期間、抜け毛が増えることがあります。
これは産後脱毛症と言い、出産によりホルモンバランスが変化したことが原因で発症。

妊娠中は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が増加しますが、産後は急激に減少します。
この急激なホルモンバランスの変化が原因で心身に負担がかかり、抜け毛が発生するのだとか。

産後の抜け毛は2~3ヶ月後から増え、半年~1年ほど経つと自然に治ることがほとんどなので特に治療は必要ありません。
ただし、稀に1年以上経過しても治癒しない場合があるため、その場合はかかりつけの産婦人科か、薄毛治療の専門クリニックの受診をおすすめします。

今や女性も気軽に薄毛治療専門クリニックの門を叩ける時代

以前は薄毛治療というと40代以上の男性が通院しているイメージだった薄毛治療専門クリニックですが、現在は女性、それも比較的若い患者さんが通われることも増えてきました。

なぜ女性の患者さんが増えたかというと、以前よりも薄毛の人口が増えたというよりは女性の薄毛について広く知られるようになったこと、Webサイトや施設、スタッフなど、女性が通いやすいクリニック環境が整った影響が大きいのではないかと思います。
親和クリニック福岡院も例外ではなく、薄毛治療のため受診される女性が以前よりも多くなっております。

とはいえ「薄毛治療で薄毛治療専門の病院に行くのは恥ずかしいから」と病院に通うことのハードルの高さを感じている方もいらっしゃいますよね。
そこでおすすめなのが、薄毛治療を始める前に無料カウンセリングを受けること。
カウンセリングでは自分が今悩んでいる頭髪の悩みなどを専門スタッフに気軽に相談することができます。

親和クリニック福岡院でも無料カウンセリングをおこなっておりますので、お気軽にご予約の上ご来院ください。