花粉症が抜け毛や薄毛の原因になる理由!花粉から髪の毛を守る対策方法は?
こんにちは、親和クリニック福岡院です。
3月になりました。
日によって寒暖差はまだまだありますが、暖かく感じる日も増えてきて、春本番ももうすぐですね。
そうなると心配になるのが、花粉の飛散です。
今年は花粉が早くから飛び始めていて、すでに花粉症の症状に悩まされている人も多いようです。
この花粉症、実は抜け毛や薄毛を招く原因になると言われているのだとか!
そこで今日は、花粉症が抜け毛や薄毛の原因となる理由や薄毛が気になる人におすすめの花粉症対策を解説していきます。
花粉症が薄毛を引き起こすと言われている理由は?
目のかゆみや鼻水、くしゃみといったつらい症状を引き起こす花粉症ですが、この花粉症の症状や花粉は私たちの頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼし薄毛の原因になると言われています。
では、具体的に花粉や花粉症の何が原因で抜け毛や薄毛の原因となってしまうのか、その理由を解説します。
- 血行不良による頭皮のむくみ
- アレルギー反応による頭皮の炎症
- 頭皮や髪の毛の乾燥
- 花粉症の症状によるストレス
血行不良による頭皮のむくみ
花粉症が抜け毛や薄毛の原因となると言われる理由の一つに「頭皮のむくみ」があります。
花粉症は東洋医学の中では「水毒」と言われていて、花粉症患者は身体の中に余分な水分がうまく排出されない状態となるため頭皮や皮膚がむくんだ状態になります。
花粉症の症状で涙や鼻水が止まらないのは、この身体の中に溜まった水を出そうとする力によるものなのだとか。
むくみによって余計な水が体内に溜まってしまうと毛細血管が通っている手や足などの末端部位にかけて冷えやすくなり、末端冷え性の原因となります。
冷え性になると血行が悪化し頭皮に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなるため、健康な髪の毛が育ちにくくなり、抜け毛や薄毛といった症状につながってしまうのです。
アレルギー反応による頭皮の炎症
花粉アレルギーを持っている花粉症の方は、髪の毛に付着した花粉が頭皮に触れることでアレルギー反応が起きやすくなります。
頭皮にアレルギー反応が起きると、炎症やかゆみを引き起こすなど頭皮環境が悪化、抜け毛や薄毛の原因となります。
頭皮や髪の毛の乾燥
空気中に飛散している花粉は私たちの頭皮や髪の毛に付着すると、水分を奪い乾燥させてしまうことがあります。
特に髪のキューティクルに大きなダメージを受けている人の髪や頭皮に付着すると、花粉がダメージの部分から内部に入り込みやすくなるため、さらに大きな乾燥ダメージを負ってしまうことも。
頭皮が乾燥するとフケが発生しやすくなるなど、皮膚バランスが乱れ外部からの刺激や雑菌から頭皮を守りにくくなるため、頭皮環境の悪化につながり抜け毛や薄毛の原因となる可能性があります。
花粉症の症状によるストレス
花粉症になると、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどさまざまな症状に悩まされます。
そのため、花粉症の人は症状が出る時期になると、精神的にも肉体的にも大きなストレスがかかってしまいます。
大きなストレスがかかると自律神経が乱れホルモンバランスにも影響があるため、頭皮環境の悪化につながり抜け毛や薄毛の進行につながる恐れがあります。
また、花粉症のストレスで眠れなくなり、眠っても眠りが浅いなど睡眠不足や睡眠の質の低下に悩まされることも。
髪の毛は成長ホルモンによって成長するので、睡眠がしっかり摂れないと発毛サイクルが乱れ抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
春だけじゃない!花粉症を起こす植物の種類と花粉の飛散時期は?
花粉症と言えば春に起きるイメージがありますが、実はアレルギーを引き起こす花粉が飛散するのは春だけではありません。
日本国内だけでも、実に60種類以上の植物に花粉症の症状を引き起こすアレルギー成分があることが確認されているのだとか。
花粉症を引き起こしやすい花粉と飛散時期は次の通りです。
- ハンノキ:1~4月
- スギ:2~4月
- ヒノキ:3~5月
- イネ科:4~6月
- ブタクサ:5~10月
- ヨモギ:8~10月
- カナムグラ:8~11月
主な花粉だけでも、これだけの種類があります。
スギの次に有名なブタクサは5~10月と、初夏から秋にかけて症状が現れるので、春以降も注意が必要です。
春以外にも花粉症のような症状が見られる、という場合は別の花粉のアレルギーを持っている可能性があるので、あらかじめ病院のアレルギー科などでアレルギー検査を受けて、これらのアレルギーがないか知っておくことをおすすめします。
花粉症による抜け毛・薄毛を予防するには?対策方法を紹介
では、花粉症による抜け毛や薄毛を予防するにはどうすればよいのでしょうか。
効果的な対策方法をご紹介します。
室内に花粉を持ち込まないようにする
帰宅したら玄関で髪の毛や服に付着した花粉を落とすなど、家の中に花粉をできるだけ持ち込まないことが大切です。
また、帰宅後はできるだけ早く髪の毛を洗い、花粉が頭皮や髪の毛に付着している時間を少なくしましょう。
外出時に櫛を持ち歩いて、適宜ブラッシングするのもおすすめです。
帽子を被る
花粉が飛んでいる時期は髪の毛に花粉がたくさん付着しやすいため、帽子を被ることをおすすめします。
あるデータでは、帽子を被ることで花粉の付着量を大幅に減らすことができるという研究結果も出ているなど、花粉の飛散時期においての帽子の有効性が証明されています。
帽子を選ぶ際は、つばの大きい帽子の方が顔に付着する花粉の量を減らすことができるためおすすめです。
また、花粉は目や口からも入ってくるので、眼鏡やマスクなども使用し、花粉が体内に入らないよう注意しましょう。
頭皮の保湿ケアをおこなう
花粉が付着した頭皮はアレルギー反応により炎症が起きたり、乾燥しやすいため頭皮の保湿をするようにしましょう。
仕事などで外出時は、頭皮に直接吹きかけるスプレータイプの物があると使いやすく、おすすめです。
ビタミンや亜鉛、タンパク質を積極的に摂る
花粉症の症状は、健康な髪の毛の成長を阻害してしまいます。
そのため、健康な髪の毛の成長にかかせないビタミン・亜鉛・タンパク質といった栄養素を意識して摂取するようにしましょう。
ビタミンならかぼちゃやにんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜、亜鉛なら牡蠣や豚レバー、牛肉、納豆など、タンパク質なら豚肉や卵、大豆製品などに豊富に含まれているので積極的に摂ることをおすすめします。
食品で摂りきれない分は、サプリメントを使用して補給すると良いでしょう。
花粉症を治療する
花粉症は治療をすることで症状を抑えることができるため、頭皮のむくみや炎症などを予防し薄毛対策を行なうことが可能です。
花粉症の治療としては、抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻薬などによる薬物療法が一般的ですが、最近では舌下免疫療法やレーザー治療などなどさまざまな治療法が出ているので自分に合った治療法を選びましょう。
すでに抜け毛・薄毛が気になる場合は親和クリニック福岡院へ
今日は、花粉症が抜け毛・薄毛の原因と言われる理由と対策方法についてご紹介しました。
花粉や花粉症の症状は頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼすので、今日ご紹介した対策方法を普段からおこなうようにしましょう。
春以外の時期も様々な花粉が飛散しているので、花粉症は春だけだと油断しないことも大切です。
また、すでに抜け毛や薄毛の症状が出ているという方は、花粉症対策に加え薄毛治療をおこなうことをおすすめします。
親和クリニック福岡院では自毛植毛を始めとして患者様お一人お一人に合った薄毛治療をおこなっておりますので、
「最近髪の毛が後退してきた」
「髪の毛のボリュームが少なくなってきた気がする」
など薄毛に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度親和クリニック福岡院の無料カウンセリングへお越しくださいませ。