薄毛予防は亜鉛摂取で解消する?効果的な取り方とは
こんにちは、親和クリニック福岡院です。
薄毛は加齢だけでなく、生活習慣など、色々な要因によって引き起こされるものですが、栄養素の不足もその一つです。
髪の毛の育成にはとりわけ、亜鉛が効果的だと言われています。
そこで今日は、亜鉛の効果と薄毛予防の関係、効果的な取り方などをご紹介します。
亜鉛の効果と髪の毛の関係
亜鉛には、ケラチンという成分を合成する効果があります。
ケラチンとは、髪の毛の主成分であるタンパク質の一種です。
主成分といっても髪の毛の実に99%を構成しているので、髪の毛はほぼケラチンでできていると言っても過言ではありません。
亜鉛が不足すると髪の毛が作られにくくなるため、薄毛を助長すると言われています。
亜鉛は三大栄養素の中でも特に不足しやすい栄養素と言われており、意識しないとなかなか補えない成分でもありますので、亜鉛を多く含む食事やサプリメントなどで普段から補うようにしましょう。
ちなみに免疫をUPして風邪をひきにくくする効果もあるようなので、ウイルス性の感染症が爆発的に流行しやすいこれからの季節は特に摂取することをおすすめします。
亜鉛をサプリメント以外で効果的にとる方法
亜鉛はサプリメントからも摂ることはできますが、できれば普段の食事で亜鉛を意識して摂り、足りない部分をサプリメントで補うのが好ましいです。
牡蠣が断トツ!亜鉛を多く含む食品
亜鉛は、牡蠣や煮干し、赤身のお肉、豚レバー、納豆、卵、アーモンド、ピーナッツなどに多く含まれています。
特に牡蠣の亜鉛含有量は群を抜いて多く、4粒食べれば1日の摂取基準値をクリアできるのでおすすめです。
亜鉛は水溶性のため水に栄養が溶け出しやすいので、スープなどに使った場合は汁までしっかり飲むようにしましょう。
普段から亜鉛が多い食品を食事に取り入れて、身体の中から薄毛予防を心がけてくださいね(*^-^*)
亜鉛と組み合わせたい栄養素
亜鉛は他の栄養素と一緒に摂ることで相乗効果を発揮します。
まずはタンパク質。
タンパク質は肉や魚、大豆製品などに多く含まれていますが、亜鉛とタンパク質を一緒にとることでタンパク質の合成を促進することができます。
髪の毛もタンパク質の一種であるケラチンからできているので、良い効果が期待できそうですね(*^-^*)
続いてビタミンA
ビタミンAには亜鉛の吸収を高める効果があります。
レバーやにんじん、ほうれん草、小松菜、モロヘイヤなど、緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンAと同じビタミン類であるビタミンCもまた、亜鉛の吸収を高める効果があるのでおすすめです。
ビタミンCは梅干しやレモンなどに多く含まれています。
亜鉛の過剰摂取に注意
摂取すると髪の毛や身体に様々な恩恵を与えてくれる亜鉛ですが、多く摂りすぎてしまうと逆に身体の不調を引き起こすリスクがあるので過剰摂取は避けるようにしましょう。
亜鉛の過剰摂取は、銅欠乏、貧血、胃の不調などのさまざまな健康被害をもたらします。
亜鉛の1日の摂取量は18歳~29歳男性なら40mg、30~69歳男性なら45mg、70歳以上の男性なら40mg、18歳以上の女性なら35mgと定められていますので、きちんと守るようにしましょう。
亜鉛摂取だけでは薄毛予防は不十分
亜鉛の摂取は、髪の毛の主成分の合成を進めるため薄毛予防に効果的ではありますが、それだけでは薄毛対策として不十分です。
栄養バランスのとれた食事に加え、睡眠をしっかり取り、ストレスをためないように普段から心がけましょう。
もし薄毛かな?と思ったら、親和クリニック福岡院では無料カウンセリングを実施していますので、ぜひ一度ご来院ください。